星野監督が「民意はテレビで作られる」と何処かで言ったそうです。
自民党の総裁選挙や二年前の衆議院選挙など、テレビ、新聞などメディアの偏向報道は目に余るものがありました。
メディアは中立でなければならない。と言うより権力にはより厳しく対応しなければならないと思いますが、最近の傾向を見ると、完全に権力に擦り寄った偏向報道が目立つと思います。
先日の総裁選挙ではある新聞社と、系列のテレビ局のトップが福田総裁実現に動いたと言う情報を目にしました。そのせいかどうか、福田首相の最初の記者会見の記者からの質問順が、最初に指名されたのが読売新聞、次が日本テレビ、3番目が朝日新聞・・・・最後がNHKでした。偶然かもしれませんがね。
本日の新聞に内閣支持率の世論調査が載っていました。支持するが57.8%ですって。所信表明演説も、理念も、政策も何も本人は言っていないのに、ワイドショーのお陰ですね。
支持する理由の一番が「他に適当な人がいないから」です。
確かコイズミさんのときもアベさんの時も同じ理由でした。何か変ですね。
私は20~30才代は社会党、40才代から50才初めまでは自民党を支持してきました。特にコイズミさんが首相になった時には拍手喝さいしたものでした。これで政治も、国も変わると期待したからです。ところが忠実なポチは、ご主人様の要望書どおり格差社会を作り上げました。メディアを味方にしてね。
今は民主党を支持しています。 理由は2たつあります。
一つは自民党の 世襲政治に対する抵抗です。政治を家業にしてはいい政治ができません。
二つ目は政権交代です。いくら良い政党でも長く続くと垢がたまり、ヘドロが蓄積します。政権交代することによって、政治の軌道修正がなされ偏りのない中庸の政治が実現できると思います。
民意は国民一人一人の、自立からくるのではないでしょうか。