「VESPA PK50A」カテゴリーアーカイブ

VESPA PK50Aエンジンを降ろす

昨日に続いてVESPAいじりです。今日はPK50Aのエンジンを降ろしました。キツイ作業の上気温も25℃近くまで上がり疲労最高潮。

今日の作業手順は
・後輪のタイヤを外してセルモーターへの配線んを外す。
・エンジンを降ろす。


このタイヤを外す。


タイヤを外しました。


セルモータへの配線固定板を外します。


固定板が外れ配線んがフリーになりました。この配線の上にあるセルモータの取り付けネジを次に外します。


このネジです。これを外すと車体とエンジンは固定ネジ2本のみで固定されています。


エンジンの前側の固定ネジを外します。こちらは左側(前を向いて)


右側を空回りしないようにレンチで固定しておく。一人作業なので。


左側から押し込むとボルトが抜けました。

次はサスを固定しているネジを外す。


エンジンが完全にフリーになりました。エンジンを出来るだけ立てて後ろに引き出す。インマニがキャブケースのエアー取り込みダクトの上に乗っているのでこれを引き下ろす感じ。とにかく作業スペースが無いので少しずつ動かす。


上のプーリーと下のプーリーが上下垂直になるくらいエンジンを立てる。


苦闘すること一時間くらい。エンジンを引きずり出しました。


エンジン降し完了。疲れたーっ。。

今回はここまで。

VESPA PK50Aエンジン載せ替え準備

VESPA PK125Aのバリエータが入手できたので、PK50Aのエンジンを125Aに載せ替える準備をしました。

当初は125ccエンジンを単体で動作確認してから載せ替える計画でした。が、50ccのエンジンのジェネレータを125ccエンジンに移植する予定があり、125ccの単独確認前にジェネレータ移植もやってしまうことにしました。

そのために、50ccのエンジンを車体から降ろす必要があります。その作業をやりました。

手順としては、
・車体を倒しエンジン下のワイヤー類を外す。
・車体を起こしキャブ周りを外す。
・アース線とジェネレータからのコネクターを外す。
・バッテリーとタイヤを外しセルモータの配線を外す。
 で、あとは車体とエンジンを固定している前側の
 ボルトと後ろ側のリアサスを固定しているボルトを
 外すとエンジンを外すことができる。

今日はアース線とコネクターを外すとこまで行った。


車体を横に寝かせる。もちろん燃料タンクは空にしておく。


エンジン下のワイヤー3本を外す。
(上からアクセルワイヤー、ブレーキワイヤー、ニュートラル切替ワイヤー)


上のワイヤーがニュートラル切替ワイヤー。


真ん中がブレーキワイヤー。


一番上がアクセルワイヤー。


3本のワイヤーが外れました。


車体を起こして、キャブ周りを外します。まずキャブに連結しているアクセルロッドを外す。黒いプラ部品でロッドを固定しているのでドライバープラ部品を奥に押してロックを外す。


ロックが外れた状態。

ロッドを上に持ち上げてキャブから外す。


キャブを固定している2本のボルトを外しキャブを取り出す。念のため燃料ホースは漏れないように挟んでおく。


キャブが外れました。


キャブケースをエンジンから外す。3本のネジで固定されている。


2本目のボルト、その下にもう1本ある。


キャブケースがエンジンから切り離された。ケースはエアー取り込みダクトで車体に固定されているが、そのままにしておく。


次にアース線を外す。これ1本のみ。


ジェネレータからのコネクターを外す。鉄のカバーを外しコネクターを引き抜く。


カバーを外したところ。


コネクターを引き抜く。

ここまでくるとあとはセルモータの配線を外すのみ。この配線は反対側のバッテリーの奥にある。そのため、バッテリー、タイヤを外す必要がある。その準備をする。


タイヤを外すため車体を持ち上げて固定する。


レンガや木っ端を使って車体をを持ち上げる。

今日はここまで。続きはは次回。

 

 

VESPA PK50A センタースタンド ゴム交換

ベスパのスタンドのゴムの底が破れてスタンドを立てても不安定で転倒しそうだし、下が傾斜していると前後に動いてしまう。

危険なので交換しました。

スタンドのゴムです。スタンド外径は22mmです。

交換前のスタンド。ゴムが貫通しています。

反対側も同様。ゴムの機能を果たしていません。

ジャッキで車体を上げます。

反対側も上げる。

ゴムを外すためスタンドを折り曲げる。

カッターで切り込みを入れ外す。

潤滑剤を噴射して新しいゴムを挿入。

スタンドを立てると前輪が浮きあがりスタンドと後輪の三点でしっかり安定自立します。

ゴムの費用は税込みで418円でした。

 

VESPA復活

昨年9月に入手したVESPAが復活しました。絶滅危惧種のこの車は 情報も部品も非常に少なく、入手するのに苦労しました。ベルトは海外から調達しました。悪戦苦闘何とか走れるようになりました。もちろんナンバープレートも頂き、公道を走れます。

昨年9月に我が家にやってきたVESPA PK50Aです

エンジンは欠品部品があり不動車です

電気回りも欠品多数、バッテリーもありません

そんなVESPAが復活しました。

VESPA PK50Aミラーステー折れネジ取外し

再生中のVESPA PK50Aのバックミラーステーのネジが台座の根元で折れ、中に残ったネジを取り外すことができました。

当初は簡単に取外しできると高をくくっていたが相当てこずりました。最後は諦めの境地で台座を切り落とし代替の台座を溶接することも最終手段として考えていた。

ミラーのステーのネジが根元で折れて埋没している。

最初は潤滑油を掛けてポンチで外側を反時計方向に叩いたがびくともしない。

エクストラクターを購入。

丸形と四角型があり悩んだが四角を購入。

ドリルで穴を切りエクストラクターを打ち込み左回転に回していたところ、折れてしまい先が中に残ってしまった。状況がさらに悪化。最悪。

再度穴を切り工具箱箱から出てきた丸形のエクストラクターをたたき込みゆっくり力を加えるとぐっと動いた。

潤滑油を掛けてゆっくり回す。

ほとんど外れた。

諦めなければ願いは叶う。小さな感動。モヤモヤから解放され一歩前進。