サイクリング用サドルバッグのレストアを行いました。サイクリングの時荷物を出来るだけ体ににつけないようにするのが私のやり方です。しかし、いつも愛用している自転車(パスハンター)はバッグ用キャリアーが前後とも付いていないし、サドルバッグの金具がサドルに装備していません。そのためやむなくこの自転車に乗るときは、リュックサックを使っていますがこれが結構私にとっては難儀である。
前々からクラッシックのサドルバッグを活用を考えていたが、二つの問題点があった。一つは、バッグをサドルに固定するサポーターがサドルに付いていない事。二つ目はサドルバッグのキャリアーがやはり自転車に装備されてなく、さらにバッグをサドル付けても、吊るした状態のためバッグ内の荷物の重みでバッグの真中が下にたわみ、イメージが損なわれると言う問題点があった。
まずはバッグのたわみ(変形)を無くすためバッグ内に中敷を入れることを考えた。材質としては、アルミ、アクリルなど樹脂素材など。手持ちの材料を物色したところ、樹脂と思われ、粘性のある素材の板が見つかった。多少必要面積に足りないが何とかなりそうだ。
バッグの中敷の型紙をボール紙で作り、バッグ内に挿入して具合を見ると中々よさそうだ。型紙と同じサイズの中敷を切り取り、折り目を入れた。それが赤い板である。
うまく収まりました。中敷をバッグに固定するためバッグの吊金具に穴を空け中敷の下にアルミ板を当て、両サイドを5ミリのネジで固定した。これでバッグの型崩れは防げそうです。
バッグの退色も激しかったので、染め直しました。娘の協力を得てオリーブ色に綺麗に染まりましたが、バッグに縫い付けてある、革のバンドなどが一応マスキングしたが、乾燥したらスルメのようにカチカチに固まってしまったので、これらを作り替えることにした。
まずは、バッグの上に小物の荷物を固定するためのベルト通し。緑の革ベルトを4本カシメた。