キリギリス

私が子供のころはキリギリスの鳴き声をよく聞いたものだし、
捕まえて麦わらで作ったかごで飼育し、楽しんだものでした。

毎年夏になるとその事が懐かしく、今年こそキリギリスを捕まえて、鳴き声を楽しもうと思いつつ実現できなかった。

その理由の一つとして、最近近所の田園地帯ではまったく鳴き声を聞くことがありません。キリギリスが居ないんです。

先日、帰省中の孫を連れて捕獲作戦を実行しました。

千曲川の河川敷を探すこと、30キロ。

鳴き声が聞こえてくる方向は、草丈1メートルほどの川の辺。
姿を探すのはほとんど不可能。
手前の草刈してある辺りを歩くと、逃げる姿を数匹発見。
網を構えて、魚を追うように草むらを探す。
何度か、トライするうち数匹を捕獲。

家に帰って、ビンに入れと小一時間のうちに鳴きだす。感激。

早朝から深夜までよく鳴いています。
50年前の真夏を満喫。