陸山会事件判決

本日、陸山会事件の小沢一郎氏に対する無罪判決が
ありました。司法にも良心が残っていたのが安心材料だ。

小沢一郎氏を応援する者としては、当然の判決であり、
今後の日本の改革に力を発揮して頂きたいと期待して
いるところである。

この事件の本質を考えると、事件でも犯罪でもなく、
この国の統治機構を改革しようとする小沢氏の政治生命を
剥奪しようとする、既得権益者との権力闘争であり、捏造
された事件、冤罪である。

その、既得権益者側に、本来は権力者を監視する側の
メディアが含まれているから、新聞、テレビからしか情報を
得ることしか出来ない善良な国民に真実を伝えず、騙し
国民の判断を誤らせていることが、大きな問題である。

わが県の唯一の信濃毎日新聞を例外ではない。
「政治と金」の決まり文句で悪のイメージ操作の偏向報道に
まい進してきた。犯罪事実があればそれで報道すれば
「政治と金」などと言う抽象的な言葉はいらない。
収支報告書虚偽記載と言っても、購入した土地の代金を
支払った日ではなく、登記が完了した日で記載したことで、
経理上は問題ないことであり、犯罪性もない。その核心は
隠して、嘘の記載をしたと、あたかも重大な犯罪を犯した
ような、偏向報道を続け、県民として恥ずかしい思いだ。

1927年、長野県には192の日刊紙が存在していたそうだ。
それを内務省が1県1紙に誘導し、1940年に6紙に絞りこまれ、
1942年に「信濃毎日新聞」1社になったようです。
つまり、国家が言論統制する都合のいいシステムが構築
されたと言うことです。従って、現在の新聞は生き残った
いわゆる「勝ち組=既得権益者」であると言うことが現在の
メディアが機能していない遠因ということになるし、そのことを
新聞を読む時に頭に置いておく必要がある。
戦前信濃毎日新聞には、反権力、反軍部の言論人として
桐生悠々と言う主筆がいたそうです。そ精神が活かされて
いないことが残念である。