VESPAバリエータ分解

VESPA PK80Sのエンジンからバリエータ(変速器)の取外しに成功したが、バリエータを封印している4本のネジが外せなく足踏み状態。新たにインパクトレンチのビットをゲットして挑戦した。結果はすんなり分解できました。また一歩前進です。

購入したビット
差し込み角12.7mm
インパクトレンチに装着
バリエータをクランク軸に固定
一番低いトルクですんなり緩みました
分離できた
右側が外した部位
円筒がクランク軸に差し込まれる
バリエータの本体部
中のコイル状バネでプリーの幅を変える
ドリブンフェイス移動軌道をガイドする
プーリの内部 特に問題無さそう
プーリーのフェイスを裏側から固定
プーリーがこの軸を移動する
クランク軸に固定するスリットが刻まれている

目視点検では特に問題なさそうだ。むしろ状態は良いようです。欠品していた唯一の純正部品にやっと目途がついた。目出度しめでたし。

VESPA PK125Sのバリエータは油圧を使った変速方法でユニークな機構である。一般的には駆動源側のクランク軸の回転数に応じてプーリーの幅を変えて変速をする。PK125Sは駆動される側、つまりホイール側の回転数に応じてホイール側のプーリー幅を変えて変速する。プーリー幅を変えるトルクに油圧を使っているのが特徴的である。駆動側のプーリーはベルトの弛みを吸収しているのみである。少ない情報の取集の結果の私の理解です。間違っているかも。。