シュレッダーが電源を入れ、スイッチを 停止からオートに切り替えると刃が回転を始めてしまう。
正常の場合は紙の投入口に紙を差しんで、センサーが検知し刃が回転を始める。切断を終わると紙が無くなったことを検知し、動作を停止する。
投入口のセンサーの不具合と推測し、分解してみる。
紙の投入口のセンサー。上が受光素子、下が発光素子と思う。光軸がズレている。
下の発行素子の基盤の取り付け方向を変えたらほぼ光軸が一致した。開いた状態で試運転してみると正常な動きをする。つまり基盤の取り付け作業ミスである。
実は1カ月前からおかしい動きをしていた。オートの状態でカットを終わり、スイッチを停止にしないでオートのままにしたら、翌日突然ゴーと音がし、何かと思ったらシュレッダーからの音。紙センサーのセンターズレが大きくなり、紙が入っていないのに紙が入った状態と検知し動作していたのである。幸い温度センサーが働き、高温で停止したが温度が戻ると再び動作を始める。この繰り返しを一晩中繰り返していたことになる。一歩間違えると火災につながる。
原因が分かるまで使用後電源線を抜いていたが、身の回りの家電でオート機能があるものについては再点検が必要である。