竹細工・網代編み弁当箱

昨年から取り組んでいた網代編みの弁当箱を仕上げました。本体の編みは昨年秋に完成していましたが、3月末まではいろいろあり、最後の工程の縁巻きを残したままになっていました。

先週からやっと時間がとれるようなったので再開した。先週身の方は完成したので、今週は蓋の縁巻きをやりました。

ささらを挟み縁を針金で固定し、一晩水に浸しておいた。

縁のつなぎ部分に籐を巻き付けるように、スタート位置を決める(ひご4本おき)

開始位置は鉛筆で印をした中間とする。

最初は本体と縁の間に籐を通す。

細いドライバーでささらを持ち上げて籐を通す。

籐をささらに巻き付けていく。8~9巻きしたら縁を二巻きする。ひご4本間隔。

ひご4本間隔で縁に籐を二巻きする。二回目を通すときに1本目の籐の縁に爪で重ならないように2回目を誘導する。

このように平行に並べる。

籐は常に緩まないように指で押さえて作業を進めるが、両手を使いたいときはクリップで押さえる。

あと少し、終盤にさしかかりました。

最後のひと巻きは本体と縁の間に籐を通す。

巻き始めと巻き終わりをお互い反対側の身と縁の間を通して固定する。

はい、完成です。

身と蓋を合わせる。

下から見ると。

身と蓋。

今回は網代編み初挑戦でした。いろいろ失敗があり、これを活かして同じものを再挑戦したいと思っています。