以前から一度行って見たいと思っていた、霜月祭りに行ってきました。霜月祭りは南信濃の遠山郷とよばれる一帯で行われている湯立て神楽の祭りだそうです。
祭りは新暦の12月に集落ごとの神社で開催され、釜の数、笛や太鼓の有無、祭りの内容、面の数や構成などが異なる。現在10社で開催されているとのことです。
今回訪れた神社は木沢地区の木沢八幡神社です。開催日は12月第二土曜日で、今年は12月8日です。数年前に木沢小学校(廃校時状態で保存され見学ができる)を訪れたことがあり、小学校の隣が神社であったことから、今回訪れてみました。
朝7時半頃家を出て、茅野市にある「尖石縄文考古館」で「仮面の女神」を見たいと思い立ち寄ってみたが、本物は貸出中でレプリカとの対面でした。
茅野から秋葉街道(国道152号)でしらびそ高原、下栗経由で行く計画でしたが、大鹿村からしらびそ高原への地蔵峠が土砂崩れのため通行止。駒ケ根を迂回し再び国道152号にでて、上村経由で木沢に3時半ころ着きました。
神社ではすでに祭りが始まっていて、1時間ほど見てから予約していた和田地区の民宿に入り、近くの「かぐらの湯」で温泉を楽しんで、夕食を頂き、7時半ころ再び神社に入り祭りの終わりまで(午前1時頃)霜月祭りを楽しみました。
祭りは「野郎会」と言う保存会が中心になって行われているようです
午前1時頃祭りが終わりました。山深い厳しい自然のなかで生まれた信仰とここで生まれた人々の郷土に対する深い愛情を感じ取ることができました。躍動的な祭りとそれを伝える若者の結束力に感動しました。