竹細工自作道具

今年の2月から始めた竹細工が10ヶ月を過ぎた。竹細工の最も重要なことはヒゴ作りにある。バラツキのない均一なヒゴを作ることが作品の仕上がりを決定付ける。
均一なヒゴを作る技能の未熟さを道具で補う。そんな道具を自作してきた。販売している物もあるが、結構高額なので試行錯誤しながら自作する。これも結構楽しい。

まずは、幅取り器(左)と面取り器(右)幅取り器は刃と刃の間にヒゴを通して幅を揃える。右側の刃を左右にスライドすることで任意の幅に調整できる

刃の部分

面取り器。ヒゴの角を削る

次は銑引き器。ヒゴの厚さを揃える道具。木製のハンドルを前後すると刃を上下でき、櫛を通過することができる。手前の2本のボルトで蝶番を固定している板を上下することで刃の角度を調整する。

刃の部分。カンナの刃を流用

刃と下の台の間にスペーサーを挟むことで、厚さを正確に設定できる

最後は作業台幅取り器とせんびき器を固定し、作業をする台

このように幅取り器を固定し後ろの板にまたがって作業をする

仕掛の竹細工
麻の葉編みのかご。あと渕を付けると完成です。やはりヒゴのばらつきが気になる。