輪行エンド金具の改良

 輪行する時リアエンドを保護し、畳んだ自転車が安定して立つようにするエンド金具がある。ただし、現状のエンド金具はズレて自転車フレームが自立出来なくなることがある。これの改良をした。

 リアエンドのハブシャフト軸が挿入されるスリットは約10ミリ幅。エンド金具を装着する時はクイックレバーをホイールから付け替えて、下の写真のようにしてエンドに装着する。クイックレバーの軸は直径約5ミリ。従って10ミリのエンド幅に5ミリのクイックリリースが入るので、5ミリのクリアランスが出てしまい、左右のエンドを同じ高さにすることが難しく、また合わせても何かに当たった衝撃で中心がズレてしまう事がある。

 今回の改良はクイックレバー軸にカラー(スペーサー)を挿入し、軸をリアエンドの中心に保持しズレないようにしたことである。

これがエンド金具

カラーなしの状態

カラーを着けた状態

エンド金具を装着した状態(クイックレバー軸がリアエンドの中心に収まってズレない)

全体はこんな状態

エンド金具でフレームを左右同じ高さに保持でき、ズレないようになった。

使ったカラー(スペーサー)は外径9ミリ、内径5ミリ、厚さ4ミリの既製品。220円/個