VESPA PK50Aハーネス実装

VESPA PK50Aの欠損しているハーネスを製作し実装した。不足ハーネスはバッテリの配線とスタータリレーとウインカーリレー、ヒューズです。

切断されているアース線を接続する。

右の黒い太線が接続したアース線。バッテリーのマイナス極に接続される。左の太線はバッテリーのプラス極。

レギュレーターを所定の場所に取り付ける。

ウインカーリレー(黒いボックス)の配線を接続しリレーの動作を確認する。

セルモーター駆動端子で電圧を確認すると12ボルト出ているのでOK.

実はここまで来るのに4日ほどかかった。何度やってもリレーの駆動音もしないし、セルモーターの駆動電圧もかからない。

PK50Aの正規な配線図が無いし製造台数の少ないこの車種の情報はほとんどネットの検索に引っかからない。何度も配線ルートをテスターで確認するも原因がつかめない。

八方ふさがりモヤモヤするなかネットで「オートマ車にはセフティースイッチが・・・」と言う情報に遭遇し閃いた。ブレーキレバー(PK50Aのブレーキはハンドルレバー)の所にスイッチがあることは認識していたが、このスイッチはブレーキランプ専用と思っていた。ところが、エンジンをかけるときにブレーキレバーを握っていないとセルが回らないよう安全スイッチの役目も兼ねていたのである。

取説のエンジンの掛け方では、
キースイッチをON⇒リアブレーキレバーを握る(これだ)⇒スタータボタンを押す とある。

なんてことはない。無知の顛末でした。一歩前進。

ウインカーリレーはオーダー中のため入荷してからトライ予定。