自転車ホイールとヘッドのグリスアップ

パスハンターのホイールとヘッドのグリス アップを行った。もうかれこれ20年以上やっていないと思う。
今回のメンテナンスで苦労したのが、工具である。ホイールの玉押しの用の工具として、17ミリの薄型レンチが2本必要である。16ミリまではあるが、17ミリがない。工具専門店にもない。100均を探したらありました。 ところが1本しかない。ホームセンターなど2~3店舗回ったがない。少し遠いがスポーツ車専門店に行きました。若い店員さんが奥で探してくれました。ありましたが、3種のセットです。17ミリ以外はいらないが、単品はない。800円で購入。

さて、作業に入る。

こちらが工具。左端が100均の17ミリ。右3本が17ミリを含むセット。

17ミリ2本使って玉押しを外す。その前にカセットを外しておいた。

フリーと反対側を外していく。

シャフトを抜く。こちはフリー側。

フリーと反対側の玉押し。グリースが無くなっている。

外した順に部品を並べて写真に撮っておく。組立て時の部品の順番を間違えないためだ。

ボールは灯油で洗浄。

クリーナーを吹きかけてで綺麗にする。

ホイール軸も。

ハブは旧いグリスをふき取り部品クリーナーを吹き付けて綺麗にふき取る。

再組立てに入る。グリスをたっぷり塗る。

慎重にベアリングを埋め込みさらにグリスを塗りこむ。

反対側も同様にグリスとベアリングを埋め込む。

玉押しと軸にもグリスを塗る。

反対側の玉押しも。

ベアリングを落とさないようにカセット側から軸を挿入する。

反対側に出た軸に玉押しを挿入する。

玉押しを締めこみベアリングとの当りとガタの無いところに玉押しを調整する。

カラーとナット、固定ネジを挿入し玉押しと固定ネジを17ミリのレンチで締めこむ。この時調整した玉押しがズレないように固定ネジを締めこむことがポイントである。

外してあったカセットを組み込む。もちろん汚れを落とし洗浄をする。

カセットをフリーに組み込み専用工具で締めこみ作業終了。

 

続いてヘッドのグリスアップ。

外したヘッド部品。灯油で旧いグリスを取り除きパーツクリーナーを吹き付けて洗浄する。

グリスを塗りこむ。フォークを抜き取る輪行も考えてグリスは少なめに塗る。

リテーナーを組み込む前にダストキャップをフォークに組み込んでおく。フォークにリテーナーえを落とす。

ヘッドにフォークを差し込む。

上側リテーナーを落とす。

上ワンをねじ込む。

舌付きワッシャーを挿入。溝に舌を合わせる。

ロックナットを締めこむ。

本来はガタの調整をし上ワンとロックナットを32ミリの専用スパナ2本使って調整がズレないように締めるが輪行を想定して携帯スパナ1本でで締め作業終了。

明日4日試走の予定。